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マンションは人の手で造りあげるもの
新築分譲マンションを購入する事と、新車の自動車を購入するという事は
似ている部分が多少はありますよね。
長期のローンを組んだり、他社の商品と比較したり、商談をしたり・・・
どちらも高額商品なので、スーパーで並んでいる食材や雑貨などを購入するのとは
全く違う概念で接しますよね。
しかし、新築分譲マンションと新車では、その商品の性質は全く異なっています。
新車の場合、図面を基にしてロボットが大量生産をしていきます。
規格がきっちりと決まっているので、精度の高い製品が産み出されていきます。
マンションも部材は工場でロボットが作業する部分もあるかもしれませんが、
大半は「人間の手」で造りあげるものです。
それは、マンションの構造部である躯体も仕上げも内装も全てです。
[ マンションの建設現場 ]
[ マンションの建設現場 ]
新車の場合は、二台同じものがあった時
その違いを見分ける事は非常に困難で、全く同じものに見えますが
新築分譲マンションの場合、上下階で同じ間取りでオプション商品を
どちらも設置していなくても、その違いが簡単に分かる商品になっています。
(正確には、違いの分かる商品になってしまうと表現した方がいいかもしれませんが・・・)
一つ一つの住戸に人の手で造った証の個性がある
床は全くの水平にはなりませんし、サッシを開け閉めした場合もその重さが異なります。
ドアの隙間にも違いがありますし、壁紙の貼り方もそれぞれ特徴があります。
それを欠陥だと思わない事がポイントになると思うのです。
新築分譲マンションとはそのような商品だと割り切る力が求められます。
人の手でひとつひとつを組み立て造っていく商品なのですから。
それを欠陥だと思い込んでしまうと、不幸な気持ちになってしまいそうです。
どんなに有名で優秀なゼネコンさんが造っても、その事実に変わりはありません。