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建物が未完成のまま購入するリスク
新築分譲マンションは建物が未完成の状態から販売が開始されます。 それは建物が未完成のうちに契約をしてしまいます。 それは良い事(メリット)でもあり、悪い事(デメリット)でもあります。
[ 未完成の建物 ]
これから建物が未完成であることのリスクを記載していきます。
音
新築マンションは防音へ配慮した設計をしていますが、 全く生活音を消せる訳ではありません。 このリスクは「隣にどのような人が住むかが分からない」という事だと思います。 また、電車などの高架が近くにあったりすると、その音は 住戸の階数や場所によって大きく異なります。 一般的には高層階になるほど遠くの騒音が大きく聞こえます。
採光
リビングにどのような角度から日光が入ってくるのかは、 生活をはじめないと分からないものです。 また、季節によっても太陽の高度が変わりますので、より予想しにくくなります。 また、近隣に建物がある場合は自分の住戸と建物の関係は 建設が進み、躯体が出来上がるまで誰も分かりません。
眺望
高層の住戸ほど景色がどのように見えるかが気になるものです。 昼と夜の景色はもちろん変わりますので、予想は難しいでしょう。
風
地上は風がないように感じられる日でも、上空には風があります。 高層になればなる程、風は強くなるものです。 これも季節や地域の独自の風、また建物が建ったが故に発生する風もあります。
設計変更
マンション自体の設計変更も大いにあることです。
空想で描いた図面と実際に建てていく建物では
違いがって当然と考えておいてください。
図面に無かった梁が住戸に出てくることもあり得るのです。
以上のように建物が完成し、実際に入居してからではないと分からない事がたくさんあります。
ですので、これらのリスクがあると覚えておく事が重要です。
決して、これらの事が自分の理想どおりになるとは考えないでください。
理想どおりになると思い込み入居してしまうと
とっても不幸な気分で生活をしなければならなくなります。