こんぶくろ池 自然博物公園は、つくばエクスプレス線 柏の葉キャンパス駅から徒歩で訪れることができます。入園料は無料で利用できます。最近は以前よりも雑草が手入れされており「うっそうとした雰囲気」は解消されつつあり開けた部分が多くなっています。
・良い点
森林浴を思いっきり楽しめる手つかずの自然が残っている雰囲気がとても良いです。遊歩道は軽いアスレチック感覚で利用できます。街から一気に山奥へ来たかのような風景に変わり、気分転換には最適の場所です。一部の場所では高原に訪れたかのような様相の場所もあります。
・悪い点
夏は虫であふれます。セミや蝶なら問題ないのですが、「蚊」と「クモ」には困ったものです。水辺が近いだけあって蚊が大量発生しており、立ち止まっていると集中攻撃をくらいます。クモは園内の遊歩道にも糸を巡らせますので顔に引っかかることもあります。利用・散策するなら夏以外の季節をお勧めします。
あと、夏や初秋は「蛇」や「スズメ蜂」などの危険な動物も出ますので注意が必要です。
かつての正連寺地区には緑が豊富にありました。
しかし、近年の都市化に伴い開発の波が押寄せ、刻々と緑がけずられています。
そんな中で、こんぶくろ池の周囲にはまだ広範囲に緑が残され、池の畔にたたずむと、語り継がれている池の伝説が伝わってくるようです。
こんぶくろ池から湧きでる水は大堀川にと合流し、手賀沼に注いでいます。今では市内唯一の手賀沼の自然水源になっていしまいました。かつては小金牧(池際の野馬土手説明参照)の馬のオアシスとして、また、生活用水や農業用水として人々の生活との関わりを深くもっていました。
たま、池周辺にはスギ、マツの他、イヌシデやムクノキなどの落葉樹が繁り、四季折々に美しい花や実をつける植物もあり、池の中にはハンノキなど湿地に生息する自然性の高い植物も現存しています。
こうした貴重な自然を大切にし、いつまでも「ふるさと柏」に残しておきたいと思います。 柏市教育委員会
ここの落葉樹林はかつての武蔵野の雑木林と同じ質のものです。雑木林は薪や炭の原料とするため20年~30年ごとに伐採され、林床の落葉は堆肥の材料とされるように雑木林は人々の生活に深くつながっていたのです。しかし近年では林が利用されなくなり、下草などの管理が行われなくなったためササの類が密生してヤブのようになっています。特に乾燥した所に育成するアズマネザサは他の植物が入るのを阻害します。
図は柏の代表的な落葉樹の断面図です。高木層にはイヌシデ、クヌギ、コナラ、ケヤキ、亜高木層にはコブシ、エゴノキ、ムクノキ、低木層にはガマミズ、サワフタギ、ムラサキシキブ、コマユミなどが見られ四季それぞれに目を楽しませてくれます。 柏市教育委員会
柏市文化財めぐり「野馬土手」
ここに、南北に土手が築かれています。徳川幕府にとって、権力の確立維持のための一つの要件として、機動力を持つこと、すなわち「軍馬」の確保が急務でした。
そこで、幕府は小金ヶ原に馬を放牧し、軍馬の養成をはじめました。
牧は、野田、流山市域から柏、松戸、船橋、千葉市まで及び、さらに成田市の先までのびる広大な原野に、「小金牧」「佐倉牧」「嶺岡牧」が経営されました。これが「房総の三牧」と言われています。
しかし、これらの地域の全てが牧ではなく村落や農作地などがありますので、それらとを区切るため土手を築きました。これが「野馬土手」です。また「野馬除土手」とも「野馬堀」とも言われました。
その構造は、溝を掘り、その上を左右に盛って土手を築いていて土手と堀野二重構造になっているのが一般的です。
牧の中には大小いくつかの清水の池があり、このこんぶくろ池もその一つです。放牧されている馬にとっては大切な水吞場であり、オアシスとなっていたことでしょう。
柏市教育委員会
柏市文化財保護委員会
一号近隣公園エリア
地図・立地
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